<記者の目>教育の再生 国力に響く - 日本経済新聞

政府は6月に決めた骨太の方針に「質の高い公教育の再生」と書き込んだ。各地で教員不足が深刻さを増す。「再生」とあえて表現したのは、生まれ変わるぐらいのテコ入れがなければ国力にも響きかねないと考えたからだろう。ある自民党幹部は「いまの社会は教員に求めすぎていないか」と説く。保護者への対応を含めて授業以外…